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みつばちと秋桜。そしてセイタカアワダチソウ。

コスモスにとまる蜜蜂たち

まだまだ暑さが続きますが、だいぶん涼しくもなってきました。

見好養蜂園のミツバチ達のいる山も過ごしやすくなって元気に飛びまわっています。秋に咲く代表的な花、”コスモス”も少しずつ咲き出してきました。

 

 

 

秋桜と書くコスモスは、蜜を採るためではなく、花粉を採るために蜂場に種をまいています。

夏から秋と日本の自然界では蜜源・花粉源となる花々が少なくなります。春の短い期間しか蜂蜜が採れない理由はそこにあります。

みつばちたちが本当は自分たちの食べ物として一生懸命に集めたはちみつをいただいている私達の使命は、自然界になくなった蜜源・花粉源を与えるため、エサとなる糖液を用意し、花粉源となる花々の種をまいて咲かせたり、人工的に作った花粉団子なるものを与えたりしていきます。

また秋が深くなると、私達基山町の山々には(日本国内どこでもだと思いますが)”セイタカアワダチソウ”という黄色い草花が咲きみだれます。

外来種のため、本来は喜ばしくないのですが、秋の蜜源・花粉源としてはとても重要な花です。

それらをたくわえ、越冬の準備をしていきます。